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日頃のクリーニング
バンド錆と緩みに注意
チタンバンドでもピン類に強度に優れたステンレススチールが使用されているも
のがあり、ステンレススチール部分からさびが発生することがあります。
さびが進行すると、ピンの飛び出しや抜けが発生し、時計を脱落させてしまうこ
とがあります。また、逆に中留がはずれなくなることがあります。万が一ピンが
飛び出している場合は、けがをするおそれがありますので、ただちに使用をやめ
て技術者に修理をご依頼ください。

皮革バンドの手入れ
皮革バンドは水や汗、直射日光に弱く、色落ち、変色、早期劣化の原因となりま
す。また、色の薄いバンドは、汚れが目立ちやすいので、ご使用の際はご注意く
ださい。水がかかったり、汗をかいたときは、すぐに吸湿性の良い柔らかい乾い
た布で水分を吸い取るように軽くふいてください。湿ったままの状態が続くと皮
革バンドにしみができたり、革の染料が腕や衣類を汚す原因となります。
こするように強くふくと色が落ちたり、ツヤがなくなる場合があるのでご注意く
ださい。
皮革バンドと水ぬれのお手入れ
時計本体が日常生活用強化防水10(20)気圧防水になっているものでも、皮
革バンドは、入浴や水泳・水仕事でのご使用はお控えください。
アクアフリーバンドはある程度の耐水性がありますが、長時間、長期間のご使用
では耐水性が落ちていきます。
こするように拭くと色が落ちたり、ツヤがなくなったりする場合があります。
時計を腕からはずしたときは、風通しの良い涼しい場所に保管してください。

皮革バンドと日光のお手入れ
皮革バンドを高温になる場所や直射日光が当たる場所に長時間放置しておくと皮
革の変色や変形が生じる場合があります。特に、車のダッシュボードの上などへ
の放置は禁物です。
水がかかったり、汗をかいたときは、柔らかい乾いた布でふいて乾かしてくださ
い。

皮革バンドが劣化したら、早めのお取り換えをおすすめします。

ウレタンバンドの手入れ
光で色があせたり、溶剤や空気中の湿気などにより劣化する性質があります。ま
た、使用しなくても長期間の保存で徐々に劣化する性質があります。
半透明や、白色、淡色のポリウレタンバンドは光による色褪せのほか、汚れや、
他のものからの色の吸着による変色(色移り)が生じることがあります。色落ち
する衣類やバッグ等とこすれると、色が移ることがありますのでご注意ください。
弾力性がなくなったら取り換えてください。そのまま使い続けるとひび割れが生
じ、バンドが切れやすくなります。
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